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【緋色の乙女-エリュテイア-】
緋色の乙女(ひいろのおとめ/エリュテイア)と呼ばれる、魔力が少ない代わりに俊敏で怪力な亜人系戦闘民族。女性だけが強く、男性は普通の人間となんら変わらない者が多い。
見た目は人だが、一族の者は瞳が赤い。
一族の女性の瞳は灼眼(シャクガン)と呼ばれ、気持ちが高ぶったりすると炎が燃えているように輝く。


【華翠族-カスイゾク-】
種族:亜人系
平均寿命:400歳

美しい翡翠色~青色の髪と瞳を持つ亜人系の戦闘民族。
現在その多くはシャンラオ南西部、灯心地方にある人里離れた村に住んでいる。
今でこそ戦闘民族として名が知られているが、元々は力も魔力も弱い一族。
黄の西暦頃、翡翠そのものが不老不死の力を持つと信じる複数の種族により、華翠族はその髪や瞳の色から装飾品の材料として狙われ結果的に女子どもを中心に多くの者が狩られる。
その髪は織物に、瞳は髪飾りに、骨は箸にされるなど、全身を加工され使われたという。
紫の西暦頃になり華翠族の存続の危機が訪れた為、残された者たちは各地に住む戦闘民族や力の強い種族達と血を交えることで華翠族自体の力を強くする道を選んだ。
その結果華翠族の平均寿命は昔と比べ三分の二程度となった。
また華翠族の血は外見に強く出る為、混血の場合でも髪や瞳の色は青緑色や青色になることが多い。現在も翡翠色の髪や瞳を持つ者がいるのはこの為。


【ウールヴナク】
グラズヴィエタ北西部の凍土に暮らす狩猟民族。
亜人系の種族。人間に比べ大柄で成人男性の平均身長はおよそ200cm女性の平均身長はおよそ175cm。
身体能力と嗅覚、持久力に優れ、寒さにも強い。彼らの使うヴォーイと呼ばれる雄叫びは、遠距離での意思疎通や能力の強化などを行う。
集団で狩りをしたり、魔獣を飼育して生活をしている。
獣を模した仮面を被り、素顔を見せることはほぼない。
獣の骨や魔石を加工し武器・仮面・日用品などを作る。
独自の言語を話し、他の民族と関わりを持つことはほとんどないため、あまり多くのことは知られていない。
排他的でよそ者を嫌う傾向にあり、彼らの領域を通過する際には注意が必要である。
狩りや生活のほとんどを共同体に依存して行っており、そこから外れてしまった者は外部と接触することがある。そのためごく稀に公用語を話せる者や、集落を離れ街で生活をする者もいる。
【星読みの民-プルフェシェーラ-
種族:人間
​寿命:約70歳
星宿りの国にある、水瓶の川の上流に位置する少数民族。
民族構成は、魔力も無尽蔵な力も持たない、平凡な人間種が主。
その名の通りに、『空を見上げ、星を読み、未来を読み解く民』のこと。未来予知や占星術を得意としている。
その為、様々な国の神官などに就く者もいるにはいる。(が、大半は村から出ずに一生を終える者が多い)
もちろん、星が出るのは夜なので、この民族は昼夜逆転の生活をしている。村の掟により、朝日を浴びた後に床につき、夕暮れと共に活動を始める。其の為、全体的に男は170㎝代以下、女は150㎝代以下と低く、見た目も子供のように幼い者が多い。そして、平均寿命も普通の人間に比べて短い。
しかし、他種族と比べ視力は並外れており、夜目が利く。まるで猛禽類のような視力、夜目を持ち合わせている。
特徴としては星のような白髪に、月のような淡い黄色の瞳に、真っ白な肌である。
『星読みの民』の血は、どの種の血と混ざりあっても、必ず白髪に淡い黄色の瞳が出てくる。しかし、稀に『混ざった子』が産まれることがあり、その年は幸福の兆しとされている。
村の様子は、大昔に星を読んだ者が『石造りの家が良い』と出していた為、すべて石造りになっている。
北極星と正面に向き合う位置に、村で一番高い塔があり、その最上階で星を読んでいる。その下の階ではその記録を纏めたり、研究や子供たちへの教育の場としている。
【シュラ(シュラ・ラクシャ)族
シュラ(シュラ・ラクシャ)族 多腕の鬼の一族。4~6本の腕をもつ。 ヒノモトのある火山周辺で暮らしている。 シュラの里は常に熱風が吹き切り立った岩肌のとても過酷な環境にある。朱色の大きな門などの建造物が美しい。 身体能力と生命力に優れ、高い鍛造技術をもつ。シュラの武器や工芸品には高い価値があるという。 角の数が多いほど力が強く、力が強いシュラは腕の数をある程度自由に操れる。角の数は1~6本。6本角を持つ者はこれまで片手で数えられる程度にしか存在していない。 シュラ・アカギと区別してシュラ・ラクシャとも言われるが基本的にはシュラと言ったらラクシャの方を表す。
【シュラ・アカギ族】
ヒノモトの鉱脈をもつ山の奥深くで暮らし、鉱脈を守っているシュラ。 現在では正統なシュラ族と混同されているが、実際には鬼ではなく大百足を祖先とする虫人の一族。 6本の腕と鋭い牙、額には甲殻に覆われた角をもつ。シュラと違い、基本的に角の数に個人差はない。 鉱山の麓の人々からは人を喰う化け物と忌み嫌われており、彼らも山を降りることはほぼない。 大百足の姿はほぼ失われているが、稀に大百足に変生する能力を残す者もいる。 牙に毒をもつ。体液にも微量の毒を含むが、アカギの毒は少量であれば麻酔のように使用することも出来る。 アカギの源流である大百足は非常に凶暴で危険な生物であり、現在も完全にはその性質は消えきっていない。人を喰らいたくなる衝動を常に抑えて生きており、そのために動物の肉は食べない菜食主義。 額の石は凶暴性を抑えるまじないであり、生まれた時に埋め込まれる。 多くのアカギは彼ら自身の凶暴性や大百足の血を嫌い隠そうとするが例外もいるようだ。
黎明の天使
『遥かの太古、地上と神々の住む天が今よりも近い所にあった時代―― 天使は、肉体を離れた魂を安らかなる新たな場所へ導く存在であった。』 黎明の天使とは、黒の西暦かそれ以前に存在していたと言われる太古の天使の姿を強く残した天使のことである。
特徴として、白金の髪、陶磁器のように無機質にも見える白い肌、身体の前面部に金色の紋章を持って生まれてくると言われており、成長と共に感情の起伏が乏しくなり現代の価値観とのズレが現れてくるとされる。 もう一つの特徴として、遺体の側や霊の側など、魂が彷徨う場所に近付くことで身体の前面部にある紋章が共鳴して光りだし、そこから本人の意思によって彷徨う魂を天の光の中へ導くことができる。
過去に黎明の天使達は必ずとある9つの家系の何れかから生まれており、その9つの家系は" "と呼ばれ聖都においても神官のような特別な職についていた。 なお、黎明の天使は隔世遺伝で所謂先祖返りのようなものである為いつの時代にも必ずいる訳ではなく、いない場合はその家の当主が代表して職についていた。 聖都侵略により" "は散り散りとなり、現代黎明の天使及び" "が何人生き残っているかは定かではない。
★参加者向けメモ★
分かりやすく纏めると、私達が天使と聞いてよくイメージする「死んだ人を天国に導く天使」に極めて近い存在が、9つの家系の中からランダムに先祖返りで生まれてくる、という事になります。同じ時代に何人もいる事もあれば、全くいない時期もあったようです。 見た目はサモトラケのニケなどの天使の彫像に近いものだと想像していただければ大丈夫です。 身体の前面部の紋様とは主に額や鎖骨、胸や腹などに現れるマークのようなもので、大きさや模様などはそれぞれ違っているようです。 なお、現在のファンタジアストーリー世界において明確な天国等は存在しないので、黎明の天使達が導くのもあくまで光の中、という表現にしております。
【9つの家系】
ティティウス家…殿
○○家…募集中
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